科学は宗教

科学は最大の宗教と言ってもいいかもしれません。細胞、分子、原子、素粒子と小さな世界を研究されている方がいます。素粒子は17個あるとされますが、それでは多すぎるのでその先には実はひも状のものがあり、その振動数によって17個の素粒子になっているのでは?という「超弦理論(超ヒモ理論)」が現代科学の最先端とされています。

かなりのことがわかったと思いきや、実はそうした最先端の科学を持ってしても、宇宙の5%程度しか説明できていないのではと言われています。ダークマター、ダークエネルギーと呼ばれ、今は未知のものとされています。つまり、ほとんど何もわかっていないというのが現代科学です。

しかし、この科学を絶対的なものと信じ、その科学で証明されていないものはすべて嘘であり、信じるに値しない、否定の対象としてしまう見方があります。これはとても危険な思想に思えます。ご自身が信じているものが絶対であり、それ以外は間違っているという排他性を持つという意味で、現代科学は排他的な宗教と何も変わらないように感じてしまうのです。