細胞→分子→原子→原子核→中性子と陽子→素粒子、とミクロな世界をみていくと不思議なことが見えてきます。素粒子のレベルまでくると、粒子と波動の二面性を持つそうです。二重スリット実験での検証が有名ですが、突き詰めていくとすべては波動でできているという結論になります。
本当かな?と思うのですが、よく考えてみれば今聞いている音はまさに振動であり、それを鼓膜でキャッチして電気信号に置き換えて脳に送り、認識しています。太陽から送られてくる光の振動を網膜がキャッチして電気信号に置き換えて脳に送り、認識しています。鼻から送られてくる匂いも、手で触った時に送られてくる触り心地も、舌から送られてくる味も、すべて同じ仕組みによって認識しているとのことです。
同じ周波数を持つ波動は、共鳴・共振するという特徴があります。自分と似た人を引き寄せる「類は友を呼ぶ」、笑っていればいいことが起きる「笑う門には福来たる」、泣いているとさらにひどいことが起きる「泣きっ面に蜂」、、こうしたことわざは私たちが波動的な存在であることを経験的に感じ、言葉に落とし込んでいたのかもしれません。